About
マテリアル・コンセプトについて

経営理念・行動指針

私たちは、新しい変化をもたらす革新的な「材料」を社会実装へとつなげ、
地球環境と調和する持続可能な経済・社会の発展に貢献します。

  1. 東日本大震災の影響により、多くの事業者が休業・廃業を余儀なくされていることに加え、製造拠点・工場の海外移転が進められるなど、東北地方の雇用環境は一段と厳しさを増している。マテリアル・コンセプトは、研究開発と製造(=ものづくり)の拠点を東北に置く一方で、世界市場を対象とする事業を展開していくことで、地方創生に資する新たな産業と雇用を創出する。
  2. 東北大学が取り組む先端研究は、人類の幸福と豊かな暮らし、あるいは課題解決を実現するポテンシャルを有しており、その研究成果の社会還元が待望されている。マテリアル・コンセプトは、大学発ベンチャーの先導者として、新しい価値を創造する戦略的なフレームワークを示す。さらに、成功事例を公開し、情熱と勇気あふれる起業家と共有することで、東北発イノベーション創出の機運を高め、地方の活性化につなげていく。
  3. 福島第一原子力発電所の事故を受けて、地球環境に対して負荷の少ない再生可能エネルギーへの要請がこれまで以上に高まっている。中でも、膨大な資源量を持ち、永続的なクリーンエネルギーを生みだす「太陽光発電」は、各国でその普及政策が推し進められている。マテリアル・コンセプトは太陽光発電の喫緊の課題である導入コストの低減に向けた、実現可能な技術開発に取り組み、中長期的な普及拡大の一翼を担っていく。